Niisanの波乱万丈記・・・

市販車とメーカーがいうコンセプトは離れているし、車で一体何がしたいのかがさっぱり「？」。

「こんな車を理想として作っています。応援してほしい」

そんなのが無いので、見る側は「ただの徒労」でした。

「コンセプトであって売る気も市販車へ反映もしないだろうに」

と、いうのばかりで無駄です。

もっと、「ワクワク」や「凄い」や「頑張ってもこれ欲しい！」というのが
あれば違うんですが無いんです。

「自動車メーカーは車で一体何したいんでしょう？」
「本気で消費者へ訴求して車を売りたいんだろうか？」

と、思ったショーでした。

その点、新型車を前面に出してブランドイメージと共に価値を創造しようとする
外車勢の方がずっと「自動車ショー」らしくて良かった。

「自助努力無くとも提灯記事で消費者を踊らせて、
　エコカー減税とスクラップビルド法が後押しして勝手に車は売れる」
「買わない消費者が悪いのであって売り手のメーカーは悪くない」

という思惑と同時に
国内販売は「アウトオブ眼中！」という感じがする日本車勢はダメな印象。

コンパニオンの質も下がりました。
ミニスカート履こうが、露出が多かろうが、美人でしょうけど「女の色気」が無い。
これはこれで楽しんでる風もあまり見受けないし、ただの「美人のお人形」状態。
今の若い子達の特徴が色濃くコンパニオンにもありました。
オートサロンのコンパニオンの方がまだ楽しそうで女の色気があります。

あと、顧客情報と来場者のアンケートのマーケティング調査も徹底していたのが印象的。
多分「指示で」だろうが一生懸命にターゲットを探しては話しかけている姿も。
ああいうの嫌いです。
いきなり「セコイ景品出してアンケートいいですか？」って秋葉の「絵画詐欺」みたい。

セコイ景品と言えば、
ノベルティの配布も昔と比べて激減しました。カタログもスマホで！もありました。
昔は色々と頂けたものですが。
今時代はオークションで転売目的に何度も貰う乞食か三国人みたいのが
多いせいもあるんでしょうかねぇ。

関係者向けには用意していたみたいなので、「一般客お断り」なんでしょうね。
なら、「一般向けの公開で関係者に配るなよ」と思う訳ですけど。
関係者は二の次でよい。
「お金を出して商品買うのは一般消費者ありき」を忘れるな。バカもん。
結局、単純にセコイだけなんでしょう。

これで当日１６００円払って入場というのは「高い」です。

そもそも自動車自体、

ガソリンや税金や保険やらと付帯する物が

値上げばかりでいつまでも高いまま

という事自体が「時代遅れ」なだけ。


今の若者は賢い。
これに気づいてるから「自動車離れ」というだけ。

この２１世紀に２０世紀の旧技術の延長工業複合品を
「いつまでも維持費を高いままにする業界体質」を無くせば
すぐに自動車は活況になるだろう。

消費者ももっとこの辺を強く訴えてゆく必要があるだろう。

と、改めて思った「東京モーターショー２０１５」でした。

また、１０年以上は行かないな。こんなんだと。
ネットの記事で事足りる。入場料や交通費が無駄なだけ。
車を見るなら隣の青海にあるＭＥＧＡＷＥＢでも行った方が早いし空いてる。