Niisanの波乱万丈記・・・

これの「こだわりウルサイキチガイ局」が多い。
そして説教と文句いう奴が絶対に出るのが「Ｖ／ＵＨＦ」帯の電話。
ＨＦになると、何故か言わないんですね。

４０ｍバンド辺りが常に賑やかで聞くとよく解りますが、
普通に「５と９」やら「五十九」と言っております。
これに対しては「こだわりウルサイキチガイ局」は指摘しないんですね。

答えは簡単で「内弁慶でビビッて文句が言えない」んです。

ＨＦになるとＤＸ’ｅｒから先輩局にクラブ局に内輪サークル仲間まで
多様な局が全国、世界からウヨウヨ出ます。
「世界の国からこんにちわ」状態。
中にはマイクにイコライザ入れて強面っぽい声のオヤジもボツボツでます。
でも、その人たちに向かっては「小心だから言えない」んです。

Ｖ／ＵＨＦになると、無線としては交信エリアが狭い。
そして、初心者が「一番出没する」のもこのバンド。

すると、急に内弁慶が弁慶になり自分が先輩のルールマンみたいに
「ＲＳは別だから「５と９」はダメで「ゴ・キュウ」と
 言わないといけないんですが、おわかりですか？」
なんていいだすわけですね。
何様か知らんけど偉そうにねぇ。

これ、地味にかなり多い。
これで
嫌になったり、気分害されたり、凹んだり、トラウマになったりをした方が
大勢いると思いますよ。
これ原因で無線から遠ざかったり、いつまでも恨み持っていたりとする方も多い。
当然ですね。
「余計なお世話で失礼極まりない迷惑」だもの。

言う側は多分「自分が先輩で偉いから後進の指導をしないと」と、
気持ちが上って、内心は小さなエリアで先輩崇拝願う殿様と一緒。
先輩だからと「慣例」と「ルール」の押し付けが始まる。

そして相手が先輩局である（自分よりコールサイン古い）と、
この件に関しては「一切触れない」んですね。
先輩局が「こちらには五十九で来てます」と言おうとも、
少し威圧感ある強面っぽい人や反論されて勝てないと思う人には
「ビタ一文、一切文句は言わない」。

必ず
「初心者か自分より若いコールサインか反論しなさそうな感じの人」
を選んで言う訳です。

かなり卑怯でしょ。
これ、地味に今でも相応に居ると思いますよ。
今はアマ無線が廃れてるから息潜めてるだけのこと。
嫌な思いしながらも続けて「ミイラ取りがミイラになった人」もいるだろうし。

「アマ無線やる奴って小心クズのオタク内弁慶だからな」と
悪く言う人もいますが、言われても仕方ないですよね。
実際にあるんだから。

先輩局と「とっちめ作戦」やったときのお話・・・。
若い頃に開局して色々教えてもらった先輩局と雑談していた時に
「この手の手合いがよく出てますね」と話をしていたら
先輩局が怒って「とっちめてやれ」ってことに。
急遽、「とっちめ作戦」会議になって、その夜に実行したんですね。
先輩局とグルになってＲＳとフォネクティックコードでウルサイ局相手に。

例のウルサイ局がＣＱ出したのを
家の電話（当時は携帯って無い）で互いに確認後に準備して、
先に先輩局が応答して「デンマーク、オンターリオ～」って
「国名フォネクティック＋五十九」を言って適当に交信が終わる。
その次に、こっちが応答して同じように
「国名フォネクティック＋五十九」と意図して言う訳です。
すると、相手が突っかかってくるんです。予定通りに。
先輩風をコッテリ吹かして、言い方が国際ルールが法律がとグダグダと。
そこで先の先輩局が事前計画通りにブレークで入ってきて、
「何故、俺の時は言わないんだ？」と聞くわけですね。
こっちも「そうだ！そうだ」といろいろ言いながら追い打ちかける。
ここまでは作戦なんですね。
「相手に先輩風吹かして偉ぶらずに楽しく仲良くやればいいのでないか」って
先輩局が諭す作戦だったんですが、予定外で偶然聞いていた（無線だからやむない）
別の先輩局（知り合い）もブレークで参戦して更に追い打ちかけはじめてね。
突っかかってきていた局はもう支離滅裂な言い訳して最後はダンマリで逃げました。
その後、全然出てきませんでした。まぁ自業自得。

当時、あの局の被害者も結構いたからなんかスッキリしてた。
あれは面白かった。
今では起きないだろう昔の話。

ＲＳレポートについては「ゴ・キュウ」形式で正しいです。
Ｒが５、Ｓが９なのですから。

要は「言い方の問題というだけ」なんですね。

海外では「フィフティーナイン」とはいいません。
無線家好きな「ファイブ・ナイン」です。
で、これを聞いてＱＳＬカードなりログなりに書くわけです。
この書き方は数字で「５９」と書く。
「five-nine」と書く人は居るかもしれんが私は知りません。
皆さん数字で「５９」です。ＱＳＬカードも数字で「５９」です。

相手にＲＳは「５９」であることが伝わればいい。
それだけのこと。

なので
国内電話で「５と９」であろうと「ゴジュウキュウ」であろうと、
相手に「５９」が伝われば互いに確認しそれでＱＳＬ（交信成立）
という訳です。
これが本来のＲＳレポートの表現の役割で、
「ゴ・キュウ」形式と言う言い回しが絶対であるという必要は無い。

この電話交信での「ゴ・キュウ」形式が
「慣例」であり「ルール」と何故か定着しているというだけのこと。
自分がそれに拘るなら拘ればいいだけで、相手に強いるものではないですね。

海外交信の時は常に「five-nine」という言い方をしますから、
この辺の言い方は注意した方がいいです。
日常的に五十九だと「Fifty-nine」と口走るかもしれないから。
でも、間違って言っても相手も多分解ってくれます。
相手だって外人と交信してるの解ってる。
要は了解度と信号強度が伝わればいいんだから。

電信なら数字で「５９９」形式で打つので言い回しは関係ありません。

「言い方を拘るキチガイ局」対策の一環で
日常的に「ゴ・キュウ」形式で言うようにした方が無難です。
初心者とＶ／ＵＨＦでの電話交信は特に。


この「言い方」って国内電話交信ならではのことです。
こうしてみれば了見の狭いことにこだわってますね。
「ＲＳレポートの言い方を拘るキチガイ局」って。


当時はＲＳについては先輩局が色々と教えてくれましたね。
了解度、信号強度、無線機のＳメーターの事など。
普通に「ゴー・キュウ」でしたから私は問題無かったんですけどね。
「五十九」って口が回らなく言いにくいから避けていたし、
「５と９」はなんか言いにくいしで。


廃れた今時代に若い人がアマ無線の資格って人は少ないと思いますけど、
この「言い方ルールの説教で嫌な思いした局」の方って
当時若かった方が多く、今では地味に管理職であったり、
人事担当の偉い人とかであったりも往々にしてあります。

なので、人によっては「アマ無線に嫌悪感をもっていたりすること」もありますから、
会話する時は少しだけ注意した方がいいですヨ。
企業でもクラブ局が多くあっての世代は早期退職者候補とかが多いので影響力小さい。
アマ無線の資格って履歴書にあると、書類で弾かれたりもあるかもしれない。
「アマ無線・・あっそ。フーン」でポイって。

「大した非も無く偉そうに一方的にとても嫌な思いをしたこと」って

「言わないだけで不思議と忘れない」ものです。

全部、当時ポツポツと居た
あの「ＲＳレポートの言い方を拘るキチガイ局」のせいですけど（汗