Niisanの波乱万丈記・・・
都市防災について役所はもっと議論が必要
先月の3月11日の東北地方太平洋沖地震からもうすぐ丸4週。
首都直下型でなく、あくまで東北三陸沖を震源とする地震での災害。
これで、首都直下型だったらどうなっていたことか。
今回の地震で首都の交通網の耐震・災害対策がズボラで防災対策も
まだまだ議論対策の余地あるという感がしてならない。
まず交通網は全くダメ。
地震に耐えるのは当たり前。
それだけでなくその後の運行再開を早くできる為の対策が必要。
田舎のローカル線ならいざ知らず一日にウン十万人の輸送が
なされていることを運行側は熟慮しないと。
普通は行ったら帰ってこないといけない。
今回は案の定JR・メトロ・私鉄は全滅だった。
施設の点検に時間がかかったらしいが、
もっと効率よく施設の点検ができる様にする必要ある。
メトロで聞けば線路を人が歩いて点検してると聞いた。
バッテリーとかで動く点検トロッコでも作って高照度ライトで目視に
レーザーを用いてトンネル内のダメージ測量をして安全に迅速に復旧へと
努める等の災害時点検システムを構築すべきであろう。
帰宅困難者の発生に対しても自治体が施設を開放するタイミングも遅すぎる。
全てが後手後手ではないかと。
施設の耐震についての点検・検査の義務付けもしないといけないだろう。
九段会館での天井落下等の公共施設損壊は天災でなく
施設施工と管理怠慢の人災にみえる。
木造家屋の大規模火災やビルの倒壊が派手に無かったのが不幸中の幸い。
発生が2~3時間早ければ昼食でごった返す中で
火災等が発生していた可能性もある。
今回は震度5弱~6クラス。
比較的倒壊が少ないパターンの
横にストロークが長いタイプの揺れだったのも幸いしてる。
ただし、この手の規模が大きくストロークと時間の長いタイプの揺れは
意外と建屋の構造バランスにダメージが大きいことが多く
建て付けが狂いやすい。
次に大地震が来たらそのまま倒壊しやすくなるから
木造は一度梁など点検しておいた方がいいかと。
直下型だとM5クラスでも縦にガツーンと来るので今回の比でない被害がでる。
もっと、危機意識をもって対策と防止に努める必要ある。
震度4程度の地震が多い土地だと木造建屋でも耐震をかなり考慮するが
首都圏は「まだ来ないから大丈夫じゃね?」って考えるのが多く、また
そういう耐震を熟慮した建屋も少ない。
故に木造家屋や木造賃貸の1Fだとすぐ崩壊の危険もある。
デカイかも・・と思ったら木造1Fの住人は揺れがひどくない内に
外の広い場所へひとまず逃げる必要もでる。
無論、落下物を警戒するのは言うまでもない。
部屋が潰れてしまえば机も作りが余程丈夫でない限り無意味。
木造家屋や賃貸の1Fは作りによっては直下型だと高率でつぶれるので、
ケースバイケースでその場の避難を考える必要あるのに
漠然と机の下へってケースが多いのも気にはなる。
でも机の下に逃げるのは2F以上と鉄筋コンクリの場合は有効。
でも、中層階のみ潰れる例もあるというし・・・。
最後は運次第か・・・。
個人で企業で自治体で国でと連帯して考えないと天災の対策は進まない。
首都圏はみんなで考えるよい時期でもあり予行練習でもあったと思う。
東太平洋沿岸はもう最悪としか言いようない。かける言葉もない。
やっぱり地震は嫌だ。
普通の部屋の対策だと・・・。
部屋には
・荷物を高く積まない。
↑荷物が落ちて崩れて洒落ならん。
・落下する可能性の物を排除
↑割れ物だと足を怪我することもある
・割れ物がある棚は開かないように簡易でロック
↑紐を輪にして結ぶだけでも違う
・背の高い家具は避ける。
↑当然。真っ先に直れる当確候補
・既存の家具は転倒防止でチェーンでロックして
壁側へ倒れやすくする為に意図的に前面の下に段ボール類を挟む
↑梁に市販の装飾用金属チェーンでもあれば違う。
段ボール挟みは結構有名。効果は・・過度の期待は薄い。倒れる時は倒れる。
2003年十勝沖の5弱では倒れそうだった。
・天井突っ張り棒は揺れで天井が撓むと外れるので避ける。
↑釧路沖で外れて押さえた経験あり
・部屋のドアは常に閉める。(地震来たらとっさに逃げ道ドアは確保する)
↑部屋の倒壊をできるだけ防ぐ意味で効く。
・常に逃げ道を作って妨げるものを置かない
・財布と携帯と鍵類は常にもって逃げれるようにする。
↑もしもの時はカードでなく現金が強い。財布は持って逃げる。
・もしもの為にガソリンはできるだけ満タンにする。
↑イザというときに簡易宿でも車は役立つ。
電気落ちるとスタンド落ちるので燃料は満タン心掛ける。
経験的にはこんな感じかねぇ・・・。
考えればウジャウジャでるけど・・。きりがない。
この手のウンチクはネットで漁れば無限に出てくるかと。
安全は商売になるからねぇ。
地震が起きたらまずは身の確保を最優先に考える。
どんな地震の時でも一番安全なのは、
回りに天井に何もない状況で頭守ってしゃがむのが一番。
だだっ広い公園の真ん中でしゃがんでいれば震度7でも大丈夫。
地割れで飲まれたら・・・。その時は運命と諦めよう。
後は津波に警戒。
外で地震あったときは
揺れるからとビルとかに掴まるのはやめた方がいい。
今回の地震の時も結構居たけど・・。あれが一番危ないので。
とにかく、回りに何もなく落下物の危険の無い所へ逃げる。
これに尽きる。
物は財布が痛いけど怪我してしまったら痛いのは自分自身。
天災から身を守るのも自分自身で最後は運しかない・・・。
明日大きい地震あったら嫌だな・・・。
憂鬱の第2週金曜になる。
この記事にコメントする
この記事へのトラックバック
- この記事にトラックバックする
カレンダー
プロフィール
言いたい放題で書いてます。
風の向くまま気の向くまま。