Niisanの波乱万丈記・・・

昨夜、釣りバカ日誌のスーさんに似た東電の副社長の記者会見を偶然みた。
夜中に副社長が出てきて記者会見。
「人が寝入った頃に言いたくないけど後日の責任逃れする為に
都合の悪いことでも何かいう気だな・・」と思ってたら
驚きの
「福島第一原発の敷地内でプルトニウム検出」
を発表してた。
「いつ来るいつ来る～」って思ってたので
ついに、ｷﾀ━━ヽ(ﾟωﾟ)ﾉ━━!! って感じだった。
隠していたと思われる。
明日のニュースがマスコミが正常なら賑やかになるな・・と思っていたら
ニュースはアッサリ・・・。「あれ？」という感じ。
どうも、これを記事として取り扱うこと自体避けたいという空気がプンプン。
そりゃそうだ。
プルトニウムについて否定的な動きが発生すれば
原子力政策そのものがひっくり返ることになる。
高速増殖炉に再処理施設にMOX燃料。
温暖化の時勢にCO2出ないPRでやっと流れに乗り出した
プルサーマル計画がオジャンになる。
官僚に学者に企業。悪しき産学官のケースが崩壊すると
メディアに出ている御用学者も村八分になりかねない。
東電も困る。住民を丸め込めるのが大変になる。
子供向けの原発推進のイイ事ばかり書いたパンフレットがウソになる。
初等教育で「原発＝危険」の思想を排除しようと頑張っても無駄に終わる。
なにより、巨額の既得利権がなくなって
国内外から原発施工の仕事が取れなくなるのが一番困る。
なんとしても防ぐだろう。

原子力は業界悪をよく知ってるのでいい印象は無い。
保安院にしても東電にしても国にしてもイマイチ信用できないねぇ。
完璧に東電の出す情報の一方通行。
保安院の審議官さん頭がズラっぽいのが気になる。

それより長期戦なら避難者や国民に対しての安全が
絶対として確保と補償をしようとしていないのが一番気に食わん。
早く放射能の飛散を抜本的に最小にすることをしなさい。

TVの天気予報を見ていて
やっぱりすごい国になったなと感心。
天気に風向きに空間放射線量と。
ここまで国民が放射能に対して健康を脅かされる国になった。

雨も降っていないし、首都圏へ福島から風が吹いていないので
水質汚染も空間放射線量は下がって当然。
空間放射線量が低いうちに布団干したり換気したりしましょう。
明日辺りに寒気がおりるそうなので、
放射能が福島から飛んでくる可能性ある。
外に出るときは気持ちばかりだけどマスクするとかしましょう。
雨が降りませんように・・・。

さ、節電でもしましょう。
「電気が無い～」「計画停電で工場止まる～」「ゴミ燃せない～」って
ゴネてたのを夕方のニュースでやっていた。
「困るから自分だけ停電の融通してほしい」というのは図々しいです。
すごく気持ちはわかるけど。
もう、長期的にどうにもならないので工場休止の損失を考えるなら
停電の無いエリアへ移転とか石油かソーラーでの自家発電の投資や
生産シフトの抜本見直し等を前向きに考えた方がいい。
ゴネても文句言っても電気が無いものは無い。
停電エリアの人はみんなゴネたいんだから。
「23区ばかりで不公平だ！」ってね。
逆に過負荷で全送電ダウンする方が大事件になる。

エネルギーというか資源を考えるいい機会。
水道の水が安心して飲めるというありがたさも今回で実感したと思うし。
まずは資源の大切さを考えよう。それを伝えよう。
環境と地球を守るという観点も含めて。

さ、節電しましょう。仕方ないので。