Niisanの波乱万丈記・・・
SPEEDIの試算を出すのが遅いわ。
SPEEDIの試算が新聞に出てた。
このシステム自体は知ってた。
「なぜ、出ない?」と思っていたが、隠してたのだろう。
コンピュータシュミレーションが今更なってできた訳でなかろう。
この21世紀に。
多分、最小値としての値なのだろう。
これ以上出すとパニックになる。
福島市が該当していないのはパニックと避難者の移設が面倒なだけ。
実際、福島市の放射線量は他に比べて高い数値で推移してる。
地形と風向で発生直後から23日段階での危険エリアが出た。
11日以降の政府の避難指示や屋体退避が如何に小学生の自由研究と
変わりないのかがよくわかる。
本当に、「万が一を想定」してるなら避難エリアが無意味というのがよくわかる。
当該の住民にしてみると、
「こんなことになってるのになんの避難指示もないよ」
「避難ってどうしたらいいのさ。」
と、すごく憤慨するデータだが、
要は
「避難に際しての面倒は政府は関与したくない」
ただそれだけ。
「最低限だけやっとくわ」
程度に見える。
メディアは触らず当たらず。
「触らぬ神に祟りなし」
の様だ。
税金で国民の安全の為として運用されてるものが、
ここぞと必要な時に情報を隠して手遅れで出す。
「屁のツッパリにならん。税金の無駄」
だよね。
茨城も風評で困ると知事が奔走。
大変わかる。その気持ち。
でも、風評でなく、事実ということをお忘れなく。
安全な野菜も不安全な野菜も産地が問題なのでなく、
出荷後の流通でゴチャゴチャにされるから結果として不安全になる。
安全な農家から直接消費者が買う以外に安全などはもう保障されない。
更に従来から行っている様々な生産者、流通、販売の多くの偽装問題で
既に消費者は生産者の安全という言葉を信用するに足らん状況がある。
埼玉産?実は茨城産です。なんぞ、よくある話。
案の定、基準値の改定の動きが出てきた。
これはやめてくれ。
核分裂で発生する放射性物質は摂取しないに越した事は無い。
50年で摂取する上限のバッファは少しでも残した方がいい。
しかし、生物濃縮された食品を大幅に引き上げた基準値内で
大丈夫と謳う日も近いだろう。
安全×2という学者は10年後は引退して居ない。
10年後は今の放射能が問題でなく生活習慣病や喫煙飲酒等に
原因を簡単に置き換える事ができることを識者は知ってる。
責任逃れが簡単だから識者は幾らでも安全と言える。
私も他人には安全というだろうね。国の基準値以下だし大丈夫と。
そう言ってても自分は汚染ある水も食糧も極力避け続けるだろう。
まぁ、だれも見ないブログには異常なほど危険を書いてるけどね。
既に東電社員はヒーローでもなんでもない。
震災直後であればヒーローだろう。
しかし、今は多数の支援があるのでヒーローではない。
強い放射線との戦い。現場は壮絶だろう。
メディアに出ない信じられない状況下で作業してるだろう。
そして、東電社員は危ないことを全て下請けへ投げているだろう。
更に危ない作業は孫請けにさせてるかと。
タービン建屋に放射能大丈夫と作業させる馬鹿がどこに居る?
この状況下で長靴履かないで現場に行くこと自体考えられない行為。
ひどい話だ・・・。
線量アラームの電源を切る事は現場では日常的な話なので驚かないけど。
定期検査までの繋ぎで来ていた人夫ジプシーと過去に一緒に仕事をしてたので
現場は頻繁によく聞いた。安全神話など何処にもない・・・。
過酷の極みにおいて、「頑張れ」という応援程「酷な応援」は無い・・
無事に収束して無事に帰ってきてほしいと願うだけ。
そして、帰ってきたら東京で綺麗なスーツや作業服を着て
偉そうに「ご苦労さん」という上役どもを気の済むまでぶん殴りなさい。
今現場で作業している人たちには許される。
それだけ残酷な現場になってるだろう。
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