Niisanの波乱万丈記・・・

今回の東北地方太平洋沖地震は見ていられないほどひどい。

私自身、東北での仕事の経験があり被災前を知ってるので心が痛む。
当時の事が頭を過ぎるたびに切なくて切なくて。

被災の方には今は辛抱の時で頑張って耐えてほしい。
インフラが確保されれば状況は確実に改善する。
もう少しの辛抱。今は生きることに精いっぱい頑張ってほしい。

今原発で被害を防ごうと必死になってる人たち。
メディアに露出するのは馬鹿な経営陣とパニックを防ぐに徹底した政府。
その揚げ足捕まえては、その時々の都合のいいことをただ言うだけの御用学者達。
現場では命がけで戦ってる人たちを思うと見ていて、イライラする。

事故現場で従事してる人は長期的にみると確実に寿命が短くなってると推測する。
彼らの支えは家族であり、使命であり、誇りなんだろう。
逃げるに逃げれない状況下、周辺地域の為、首都圏の為、日本の為、頑張ってほしい。
そして、会社や政府には今後の生活、治療における補償を絶対にしてあげてほしい。
彼らが地域を守り、日本を守り、今の国益をなんとか守ってくれているのだから。
従事した自衛隊も警察官も同様。
彼らを応援しています。
こういう事が二度と起きない為にも原発はやめてほしいと切実に思う。
電力の節約は皆が企業が主体となって効率化すれば徐々にできる。
電源三法やプラント開発などへ巨額の税投入を
代替の安全なエネルギー開発に投入すれば、
日本はきっと世界に誇れるクリーンで安全なエネルギーを開発できる。
それだけのパワーを持ってる国。

外部からやっと送電を引き外部電源を供給できるらしい。
あれだけのプラント損傷だから復旧できるかは未知数だが、
これに希望をつないでる。
トリップの嵐だろうけど、早い段階で外部電力が供給されること祈ります。
まずは、冷却とホウ酸を徹底して。
みんなの為にも。

ＰＳ．
根本的に誤った自治体の防災政策が露呈してる。
避難所となる場所は、
避難所としての物資を備蓄した上で日常施設として開放するという
危機管理の前提がなされていない。
備蓄がないから物資が不足する。
想定を過小評価するから一気に人が増えるとなお悪化する。
当たり前なのだがなされていない。
とある地域は津波が来るを半鐘で鳴らすという。
江戸時代であるまいし、だれが鳴らすのか？
結局鳴らせずに被害が拡大してる。
自治体の長や現・過去の対策責任者は土下座でも済まないかと。
お役所が仕事を真剣にしていない証拠。
これからの復興の際はこの点を十分反省して早期から自治体は対策してほしい。
人間も労働も生活も兵站が無くなることが致命的になる。

意外だったのがガソリンが無いから逃げれないという理由。
日常的にガソリンを多めに給油する人が如何に少ないのかという点が興味深い。
私は過去に北海道で大地震を何度も経験してるし、津波警報発令も経験してる。
なので、もしもで逃げる時の為にガソリンをできるだけ満タンを心掛けてた点から
興味深かった。
北国は暖も必要＝生命線でもあるので今回はちょっと意外。

この規模の被害で済んだのも津波や地震に対して
危機意識が高い地域だった故のこと。
東京の様に机上の空論的に唱えて、
いざ地震でオロオロと建物の傍で居る人たちが多い土地なら
この位の被害はでは済まなかったろうと。
常に天災の危機意識を持つ。対策しシュミレーションを個々がする。
日常的に兵站が無くなることを前提に最低限備蓄しておく。
危機管理の本がメディアが多数あるが読んでる人間自身に肝心なことが
抜けているから知識が笊になり、この様に買占めパニックがどっと発生する。

関東も今回は東北の海溝級の地震の余波であって
震災級直下型がいつ起きても不思議ではない。
これから東南海の海溝型も控えている。
日本全国どこに居ても避けられないのが地震と津波。
ただ、悲観で同情して助けたいと思う気持ちは大切だが、
これから自分たちが学び対策をさらに強固にすることが大事。

まずは節電と買占めを控えよう。
日常的に対応していれば買占めなどしなくても大丈夫なのだから。
ガソリンは日常的に満タンに。
下手にガソリンケチって軽量化で燃費削減とかするなら車は乗らない。使わない。
金が異様にかかるのが車。国にすればいい金蔓。
やむないなら娯楽費を削ってでも燃料だけは日常的に満タンにした方がいい。

パニックなって給油するのはいいけど、首都圏でどこに逃げる気なのだろう？
無駄です。首都圏の道路インフラでは何かあって動いてもまず動けなくなるから。
そもそも、首都圏の道路は根本的に作り方を誤ってるインフラなので。
なので、パニックでガソリン給油しても手遅れ。諦めましょう。
それよりも今すぐにでもできることを考えよう。

今回の地震で発生したプレート歪のうち、
関東圏の歪の開放があまりなされていない気がする。
月齢が満月、月との距離も最接近、そして週末の急激な気温上昇と好天。
地震予知などしたくもないが、しばらくは地震を警戒しておいた方がいいと思う。