Niisanの波乱万丈記・・・
ついに起きた。原発事故。安全神話など無い譫言。
地震で被災した方々には深く哀悼の意を申し上げます。
ずっと懸案してた事態がついに起きた・・。
細かなことは報道が放送してる。気になった点だけ・・。
放射線を含んだ飛散物や成分の浮遊は危険・・・。
いつも、「健康に問題ない」というが・・・。
吸ってすぐに問題になる状況は既に「手遅れ」ということ。
苦しんで死ぬか、苦しんで虫の息になるかということ。
人間の一生の内で浴びれる放射線量は上限があると聞いたことがある。
それを基に放射線従事者の年間被ばく上限が定まってるとも。
なら、不必要に浴びたくはない。
放射性物質の本当に怖いのが
数か月~数十年かけて蓄積して体を蝕む点にある。
この期間を得てからだと、殆どが放射性物質を原因とせずに、
生活習慣を原因として疑うようになる。
結果、放射性物質は悪者にならない。
なので、後発の症状は「未検証」となっている。
このように放射線物質は騙しが効くので事故時も都合が良いのである。
チェルノブイリの時も相当広域に放射性物質が飛散し、多くの人が被ばくした。
しかし、これが原因と断定された人は全体のほんの一握り。
だから、怖い。原因断定されないと医療費の補償すらない。
長く裁判がかかっている原爆認定と同じ。
騙しが効くので発生直後は「健康には問題ない」と言い続ける。
政府や専門家などの社会的信用がある人が言えば普通の人は信じる。
しかし、やむなく「ウソ」も言わないといけない時もある。
仮に「長期的にみると体内での影響がある」と言えば、間違いなく「パニック」になる。
首都圏は1000万人以上の人がいる。
パニックになればM9.0の地震の時と比較にならない程のパニックになる。
だから、パニックを誘発する都合の悪いことは極力言わない。というより言えない。
言い出した時は「既に我々は手遅れ」だということ。
混乱して交通マヒ。治安の悪化、人は動くに動けなくなる。
微量とはいえ、通常の20倍だの40倍だのという状況はかなり好ましくない事態。
それをレントゲンや飛行機搭乗等と単純比較する事自体変な話。
単位はμSv/h(時間)とμSv/Y(年)とで全然違う。
ずっと放射線物質を付着してるのと、レントゲンの数秒で終わりと全然違う。
大丈夫や騙しみたいな比較で不自然に安全を強調するよりは、
事故は事故で起きてしまったのだから
空間放射線と風向と拡散状況を大きく開示して、
飛散放射能が当該する地域は厳重警戒、できれば放射線が下がるまでは
屋内退避位の情報を流せばいい。
円滑な行動の為の情報をメディアで煽ればいいだけ。
国や企業が最後まで我々を守ってはくれない。
公害訴訟を見れば一目瞭然のはず。
最後は自分たちで守るしかない。
なので、常に真実を見極めるために
個々で正しい知識と情報を得て行動する必要がある。
様々な情報はインターネットにあるので探せばよい。
原子力事故の時の一番の対処方法は・・・。
「影響を受けない土地へ逃げる。」
この一言に尽きる。
でも、逃げるに逃げれない時もある。
今回の福島原発の首都圏なんかはそう・・・。
逃げるにしても、安全としても中途半端な距離で微妙な位置。
首都圏の電力を賄うために過疎と税収で苦しんでる土地に原発を置く。
それも、200キロ前後離れた土地を選ぶ。
多分、災害時に被災しないギリギリのエリアで
効率よく送電できる範囲ぎりぎりの土地なのだろう。
首都圏に住んでる私たちができること。
・現場で命がけ、人生のすべてを犠牲にして職責を務めてる人たちを敬服し応援する。
・正しい知識を得る。TVやインターネットは正しいとは限らない。
Wikiや海外のサイトも参考にする。
・大事を取って逃げれる人は早めに逃げる。
(田舎から出てきて今無職です~という人等。
勤め人や土地の繋がりあるとはそうもいかないから)
・常に真実を言わない政府や電力会社、
教科書の代読や御用学者化してる専門家を蔑視し批判する。
・無駄にパニックを起こさない。
・こうならない為に原発に依存しないエネルギー開発(波力発電等)を
推進する姿勢を持つ。
・日常的に無駄な電力の使用を避ける。(資源全てに言えること)
・日々の付き合いで相互扶助の人間関係を築く。
など
色々あるだろうけど、それぞれができると思いつくことをすることが大事。
まずは、節電から・・。
放射線を浴びる可能性があるとき。
・影響を受けない土地へ逃げる。
でも、できないことが殆どなので収束しない限りは
どこかで妥協した上で最悪を想定しておく必要がある。
ちなみに、1μSv/h程度であれば、
シビアに考える事は無い。
普通に生活して概ね差支えないかと。
放射線対策がかえって生活する上で面倒になる。
(でもできるだけ落ち着くまでは屋内に居た方がいいしウガイ手洗いはする)
これが30μSv/hを超える状況や
ピークが50μSv/hを余裕で常時超えるとなると、
注意が必要になる。
雨は注意する。雨に当たらないようにする。
雨は飛散した放射能を含んで落ちるを忘れずに・・・。
単位がmSvクラスは下記の対応が必要。
でも、用心するに越した事は無い。
猶予があるなら事前に準備しておく。
・風呂に水を一杯に張っておく(下水と手洗いと除染用)
・あるだけの空いた容器に水道水をためておく。(飲用と調理用)
・インスタント麺や家の中にある食糧と水を確認。なければ買ってくる。
(ひとまず食べる量を1~2週間位持てばいい。多分、水が先になくなるはず)
・ラジオやポータブルTVの電源の確保。(電池やバッテリーの充電)
・逃げれる状況になってすぐに逃げれるよう荷物をまとめる。
・安全圏に暮らす知人や親せきに避難で身を寄せても良いか事前に確認しておく。
・マスクなどを準備する。
・大きめのゴミ袋を多めに買っておく。
・ガイガーカウンターの動作確認と平時の値の記録
など
その時が来たら
・外出はしない。
・屋内に居るようにして窓を閉め換気はしない。
・換気扇や外気循環型の空調の使用は避ける。
・危険性が高い時は水道水は使わない。
・危険性が高い時は換気口や窓を目張りする。
・危険性が高い時は常に部屋でも防塵マスク・メガネをする。
(インフルエンザマスクもないよりマシ程度)
・常にラジオやTVで状況を確認する。
(特に概況と自治体の対応と避難場所)
・常にガイガーカウンターで値を確認
など
やむなく外出するときは。
・防塵マスクとメガネをする。
・帽子を被り肌を露出しない。
・手袋をする。できればゴム手袋。軍手はNG。
・靴は長靴が理想。
・隙間はガムテープでふさぐ。
・できるだけ長時間屋外にいない様にする。
など
※原子炉の定期点検をする人の格好を真似ると良い。
ネットで探せば幾らでも参考はある。
外出から帰ってきたら。
・部屋の物に一切触れずに
外出で使ったものは全部大きめのゴミ袋に入れて密封する。(捨てる)
とはいえ、そんなことおいそれ出来ないので
まずは着衣を全て玄関で脱いでひとまずゴミ袋に入れる。
・放射能は水で洗えば落ちる場合が多いので(基本は密封して然るべき方法で廃棄)
・外出で使ったものはすべて水で洗う(洗濯機でよくよく洗う)
・靴はよく洗う。最低限、靴底はよく洗う。
・玄関も流水で流す、ノブも雑巾でよく拭く。
(使用後の雑巾は袋に密封して破棄かすぐ洗濯)
・防塵マスクのフィルターは交換する。
(フィルターは袋に密封して破棄、マスクはよく水洗)
・シャワー(汚染なければ)か浴槽に貯めた水を全身念入りに
浴びて放射線物質を洗い落とす。
・手洗いうがいも徹底して行う。
など。
※原子炉の定期点検をする人の作業終了後の除染手順を真似ると良い。
ネットで探せば幾らでも参考はある。
放射線物質はよく水洗すればひとまずは落とせる。
放射能が危険なのではなく、放射線を発する物質が危険。
その物質を早めに除去する事が大事。
外部に付着した放射線物質で放射線を浴びると外部被ばく。
口や呼吸器から放射線物質が体内に入って放射線を浴びると内部被ばく。
一番危険なのは「内部被ばく」。
なので、飲食は安全な建屋で汚染前の水、食事をとる必要がある。
ヨウ素は40歳過ぎたら効き目は薄い。また過剰摂取自体危険。
浮遊物質を見極めて、必ず医療機関より処方された薬を服用する。
とはいえ、おいそれ処方などしてくれないのが普通。
なので気休め程度で昆布やワカメ等のヨウ素を多く含む食品を摂取する。
ヨウ素系のうがい薬や消毒薬は全く別物なので絶対に飲まない。
↑これをなんか唱えた馬鹿が居たらしいので要注意・・・。
まぁ、飲む人は化学が無知故に飲むんだろうからそれで死んでも自己責任。
とにかくパニックにならんで
屋内で冷静に情報を得る。
概ね0~2週間位の間に政府なり自治体なりが避難場所の案内指示などが
あるはずなのでその指示を待機して待った方がいい。
パニックなってもただ危険が増すだけ。
下手に勝手に動くと消息安否で問題になる上に危険である。
食糧も下手に備蓄しても腐敗の問題もあるし、永遠には暮らせない。
水道水も放射線物質で汚染されるので汚染後の飲用は厳禁。
こんな対策ぐらいしか出来ないかと。
汚染された土地に帰ってこれる事は無いと覚悟する。
土地の汚染の回復に数十年~数百年かかるのはチェルノブイリが実証済み。
そして、原発事故で「健康に影響はない」と言い続けた政府や電力会社は
ウソだったというのもチェルノブイリが実証済み。
歴史に学べばやっぱり「放射能」は危険なのである。
何かあって手に負えない物は触らない。基本なのである。
万が一、千が一も起きる可能性があるというのを実証したのも今回の地震。
自分たちの保険状況も改めて見直すいい機会でもある。
※素人が書いた記事です。専門家と違いますのでツッコミは無用です。
ただ、私はこれに沿って対策はして、既に有事準備をしています。
風向きで不必要に小さくともできるだけ被ばくはしたくないので・・・。
PS.
御用学者化してる専門家がすごく多いね。TV。
今は商売と出世の足掛かりの時なんだろうな。
全く知らない人は騙されるかと。
相当な圧縮・膨張と急激な加温冷却を繰り返した状況でも
炉は絶対安全ですと言い切っていたメガネ学者が居たが・・。
根拠が判らん・・・。
今でも炉やお釜(格納器)が維持できてるのはまだ運がいいだけでは?
鉄工所で仕事すれば金属の脆さってよくわかると思うがね・・・。
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