Niisanの波乱万丈記・・・

ミラー一眼のエントリー機とミラーレスの一眼が一律料金になるんだと。
ボディが一律で¥23,760。
即ち、分解を含む軽微な修理であっても、シャッターユニットが壊れてもこの値段。
普通なら「入門機で２～３万超える修理なら修理止めて中古検討する」となるから
絶妙なラインで設定したなって感じ。さすが乞食搾取の金儲け主義。考えてる。
従来の保守で考えると値上げがすごいな・・・。と。

更に素人ユーザー搾取金儲け主義の重大ポイントが

「EF-S」レンズも一律料金になる点。

お値段が
「￥19,440 または ￥23,760 ※製品によって異なります。」
だそうな。
半端なく値上げがすごいな。

確実にWズームレンズキット辺りの廉価レンズだと白箱か中古で買い替えだろう。
値上げ前は重傷かLレンズクラスでなければ２万なんてしなかった。
数回、サービスセンターへEMDやフレキ、接点交換＋調整を出してるが、
普及帯レンズで２万４千円超えた修理は一度もない。

尋常じゃない値上げだなぁと。

逆に水没、落下、衝撃で、新品買った方が早い故障であっても、この値段。
粗末に扱って壊す乞食バカの尻拭いを
大切に使って自然故障やメンテの人に費用を負担させる。
この一律料金。
カメラやレンズは扱い方が解っていれば
経年・摩耗を除いて基本的に故障はさほど起きない。
（EF-S17-85のフレキが切れる件の様な構造欠陥は除く。）

今回のEF-Sレンズは痛いな・・。
消耗品交換＋調整のメンテが前提だと特に。
APS-Cクラスのカメラユーザーが全体で値上げの被害を被る。
エントリー機のレンズキットを月賦で買う金ない素人だけの話ではない。
EOS７Dクラスや二桁機であってもAPS-Cに最適化された
お値段高めのEF-Sレンズをあえて選択してる玄人ユーザーはかなりいる。
常用はEF-Sの高額ズームレンズ、望遠はEFのLレンズの組み合わせとか。
これAPS-Cユーザーなら結構王道コースでないかと。

高感度や画質より望遠の１．６倍画角が欲しいからAPS-C使う訳。

APS-Cユーザーで純正レンズ組の皆さんは、
そろって「値上げの被害者」になる。

と、言うのは
キャノンって非分解に関しては「あんしんメンテ」で
簡易点検と清掃だけでぼったくりをして、
分解が発生すると「普通修理」扱いになる。

レンズは非分解って外観清掃くらいしかない。
殆どの本調整は「分解」が発生するから「普通修理」。
この一律料金のシステムだと、必ず２４０００円払えよ。って事。
ソフト的に分解伴わない調整であれば、
「あんしんメンテ プレミアム」？で対応するらしいが、実態は知らない。
「１万超えて払うなら点検でなくて消耗品交換と調整で普通修理するよ。」
ってユーザーをモロに食ったこの一律料金。＜私もこのクチ。

これを端に一斉に保守の値段の大幅値上げになるかも・・と懸念。
カメラを長くやっていると買う時よりもメンテの方が多い。
特に「お高い商品」を使うようになると尚更・・・。
キャノンもソロソロ引き際かねぇ・・。ニコン考えるか・・・。

ちなみに、キャノンだと
カメラの「のぞき窓」ファインダーにゴミが入ったら、
今は殆どが「分解発生」なので「通常修理」扱い。
フォーカッシングスクリーンの交換可能な機種なら症状次第で
非分解の扱いになるんだと。
当時は工賃そのままなので同時にシャッターと消耗品類も一斉に替えたが。
今回の値上げを見ると、
「ファインダーのゴミ取りは分解だから一律料金に含む」になるんだろうね。
ファインダーゴミ取りで２万超えるとなるとスーパーボッタクリかと。
この辺の融通や配慮ってキャノンは全然ないからねぇ。
ミスタールールの見本企業。
一律料金ならミラーとシャッターの総交換もしてもらえ～。
エントリー機バンザーイ！って。

最近は新たに宮崎への新工場の費用かかるから、
ここからの保守搾取も当てにしてるんだろう。
安心メンテシリーズにしても、基本非分解。
非分解でできる調整などは一部だけ。
そもそもカメラなんか売れない時代だからね。
普通ならスマホで十分だもの。
写真はインスタ、見るなら動画、端末はスマホの時代。
デジカメ単体は大衆向けとして役目終えた感、ちょっとある。
間違いなく。